てんかんは3歳以下の乳幼児が発病することが多く、80%は18歳以前に発病するといわれます。
脳の神経細胞になんらかの理由で過剰な興奮が起こり、それが脳に影響を与え、意識、知覚、運動に異常が出るのがてんかんです。
生後4ヶ月~7ヶ月の赤ちゃんが起こすてんかんは「点頭てんかん」(うなずきてんかん)と呼ばれ、本の一瞬カクンとうなずくような発作を起こします。これを繰り返していると知能に傷害をきたす場合もあるので、すぐ医師に診てもらいましょう。
てんかんには原因が不明の特発性てんかんと、脳の外傷や腫瘍などによって起こる原発性てんかんがあります。出産前後に被った酸素欠乏や出産時の仮死状態が脳に傷害を与えててんかんの原因となることもあります。
診断には脳波の検査を行ないます。発作が起きていない時でもてんかんの患者には脳波の異常が認められます。
てんかんの「発作」は「ひきつけ、けいれん」だけではなく、「ボーっとする」「体がピクッとする」「片手だけピクッとする」など、さまざまな現れ方をします。
いちばん大きな発作は「けいれん」です。ほとんどは、遺伝には関係ありません。
てんかんの治療は、抗てんかん薬の投薬が主になります。初めててんかんの発作がおきてから1年以内に治療が開始された場合には80%以上のてんかんは発作が抑制されます。
難治性のてんかんでは外科手術を行なうこともあります。
発作が軽くても、それが繰り返し起こると脳が発作に慣れしまい、治るのが難しくなります。てんかん発作が現れたら、早期に医師の診断を受けて投薬を開始することが重要です。
病院で受診する場合、どんな状況で発作を起こしたかを伝えることが必要です。診断には脳波検査を行います。発作を起こした状況を見ていた人が記録にとり、医師に伝えましょう。
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