インフルエンザにはA型、B型、C型の3つの型があり、毎年流行を繰り返しています。
インフルエンザが普通のかぜと異なる点は、一般にかぜよりも症状が重いことですが、そのほかにも以下のような点があります。
インフルエンザの潜伏期間は1~3日で、発熱と悪寒がもっとも多く、咽頭、結膜、鼻腔などの粘膜に炎症をおこしたり、咳、頭痛、のどの痛み、疲労感、鼻水、関節痛、下痢などの消化器症状まで、様々な症状がでます。
発熱は2~4日でだいたいおさまりますが、一度下がった熱がまた上がることもあります。
咳やたんなどの呼吸器の症状はインフルエンザの後半に悪化することが多いようです。
インフルエンザに感染したら、安静をたもち、室内の保温と換気をおこない、十分な水分や栄養の補給につとめましょう。
診断には、鼻の奥やのどの粘膜から綿棒などで粘膜をこすって試験紙で反応を見ます。20分程度で結果が出ますが、まれに数時間経ってから反応が出ることもあります。
咳、鼻水や熱には対症療法をおこないます。また、細菌感染が考えられるときは抗生物質を用いることもあります。
インフルエンザの熱は体がウイルスに抵抗しているために高くなっているものなので、あまり薬で抑えない方がよいのですが、やむをえない場合にはアセトアミノフェンを服用します。
抗インフルエンザ薬としてはタミフルが有効ですが、発病後48時間以内に飲みはじめる必要があります。
インフルエンザの予防にはワクチンの接種が有効です。乳幼児や高齢者では免疫がつきにくいのですが、ワクチンを接種した子供達はインフルエンザにかかっても発熱期間が短く、熱性けいれんも少ないことがわかっています。
乳幼児がもっとも心配なのはインフルエンザの高熱による熱性けいれんです。中耳炎や副鼻腔炎をおこしたり、肺炎に進行することもあります。
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